量水器が設置されて給水の問題が解決した。
次は排水だ。
我が家には水道が来ていなかったくらいだから、当然下水道も来ていない。
合弁浄化槽を設置することになる(上の写真の箱だ)。
これにまた結構な費用がかかるのだが 多くの自治体では補助金を出している。
五人槽という一般的な浄化槽の場合、我が街では補助金で設置費のすべてが賄えてしまう。つまりタダ!
ただし、ひとつ問題がある。
年ごとに補助金の額が決められており、申し込みの件数がそれを上回ってしまうと、補助金が受けられないのである。
ほとんどの場合、年度の始まる4月に申し込まないと、補助金を得るのは難しい。
申し込んだのは8月(2009年)。案の定、締め切られていたのだが、そのときは12月に追加の補助金が出るということだったので、それを予約した。
そして、幸いにその年度の補助金の権利を獲得。
3月末までに浄化層を設置すれば補助金を出してもらえることになった。
しかし、このとき、実はまだ先に記した農地転用の問題が片付いておらず、そのため給水の工事も進まず、その状況で浄化槽を設置するわけにもいかなかった。
農地転用がクリアできたのは、翌年の6月(2010年)だ。
結局、このとき得た補助金の権利はそのまま流れてしまったのだが、4月に再申請をしておいた。
ところがですね、間もなく今年度も終わりそうですよね。
まだ、補助金を得るために必要な工事がすべて終わっていないんですよ。
というのも、なんだかんだで先の水道の問題が片付いたのが、今年の1月(2011年)で浄化槽の工事はそれから始めたわけで、その上、トイレや浴室といった水回りを自分でつくっているものだから、到底間に合いそうにない……。
もし、ここで流れてしまったら、もう再申請できないんですって……。
50万円の自己負担はちょっとイタイ……。
浄化槽の問題、つづく