菜園のモロヘイヤ
2010年7月29日(木)

s-IMG_2885_edited-1.jpg モロヘイヤの葉にカマキリのベイビーがいた。
 カメラのレンズを向けると、警戒してこちらを睨んだ。
 ベイビーなのにちっともかわいらしくない。畑では害虫を駆除してくれる益虫だけれど、どう見ても悪人顔だ。
 下からはこんなやつ→
 が、のぼってきていた。シャクガ類の幼虫だ。シャクトリムシといわれるやつである。
 体長が5cmほどある。 s-IMG_2879_edited-1.jpg
 ちょっとカマキリのベイビーには手に負えそうにないサイズである。
 枝からひっぺがそうとすると、前部の足と吸盤のようになった後部の疣足でひっしと枝につかまりなかなか離れない。
 終に前部の脚が離れたかと思うと、体をくねくねとよじって激しく抵抗するのである。
 速やかに葬る。
 
 通常、モロヘイヤはあまり害虫がつかない。
 収穫しても、収穫しても、次から次に葉が生えてくる。栽培は簡単だ。
 葉はさっとゆでるとねばりが出るので、軽く冷まして、醤油をちょっと垂らして食べる。
 
 中近東原産。
 モロヘイヤというのは、アラビア語で王家の野菜という意味だそうだ。