サトイモには子芋を食べる品種、親芋を食べる品種、親子を食べる品種、茎を食べる品種があります。
一般的にスーパーなどでよく売られているのは、小芋を食べる土垂という品種です。
先日、我が家の菜園で収穫した八つ頭は親子、さらに茎も食べられるものです。
芋はその日のうちに煮て食べてしまいました。
茎はどのように利用するかというと、とりあず収穫後2、3日、そのまま干しておきます。
すると皮がむきやすくなるんですね。皮をむきます。
テープをはがすような感じでピーっと向けます。結構気持ちいいものです。
きれいに皮がむけたら、今度はカラカラに水分がなくなるまで、数日天日に干します。
保存食になるんですね。
お浸しや、煮もの、汁もの、炒め物、いろいろ使えます。
シソがぼちぼち終わりです。
夏のころは葉でシソジュースをつくっていました。
青ジソは薬味やてんぷらで利用します。
シソジュースのレシピは、
1 シソの葉500gを2Lの水で煮たてます。
2 シソを取り出してよく絞ったあと、砂糖300g、酢500ccを加えます。
これでできあがり。分量は好みです。
絞ったあとのシソの葉は、広げて天日に干しておくと、1日で、カラカラに乾くので、 指先やすり鉢で粉砕して、塩やゴマをまぶすと、ふりかけになります。
シソは秋が深まると花が咲いて、実をつけるので、それはかきとって塩漬けや佃煮にします。
颯爽としたシソの香りと、口の中で実がプチプチとはじける食感がたまりません。
どちらも、箸にひとつまみで茶碗に山盛りのごはんがぐんぐんと進みます。
塩漬けは、よく洗ったシソの実と塩を10:1の割合で混ぜてなじませるだけ。
佃煮はシソの実100gに、
砂糖10g、みりん20ml、酒20ml、醤油20mlを加えて煮詰めるだけです。
こちらも調味料の分量は好みでどうぞ。
サトイモを収穫しました。
ヤツガシラという品種です。
イモ掘りは、掘ってみるまで、どれくらい育っているのか、分からないところがいいんですね。期待して掘ります。が、昨年に比べると生育はいまひとつでした。
乾燥が苦手な作物なので、夏に雨が少ないといけないんですね。
今年の異常な猛暑が影響したようです。
これまでなかったことですが、アブラムシも大発生しました。
こいつら、ウイルス病を伝染させる困ったやつなんです。
水で洗い流したりしたんですが、あまりに大量発生したので、間もなくあきらめました。
そんな困難を乗り越えて迎えた収穫です。
収量はいまひとつでしたが、自分でつくったサトイモです。
うまくないわけがありません。
シンプルに醤油で煮ていただきました。