ブログ

風呂小屋の最近のブログ記事

風呂小屋というコンテンツを建てて、その製作過程を紹介していたのですが、すっかりほったらかしてしまいました。IMG_1643.JPG

実はもうとっくにできているのですが、これ以上、追っていられなくなったので、ここでまとめてしまいます。


棟上げして、アスファルトシングルで屋根をふいて、壁をつくり、トイレも設置したのが昨年の9月頃。
トイレができてひとまず安心して住めるようになりました。IMG_7930.JPG


それまでは、近くにある農協の直売所のトイレを借りていましたから。


トイレはちゃんと水洗です。お尻も洗ってくれます。
設備屋に頼むと数万円の設置費がとられますが、自分でつければタダです。
便器と温水洗浄便座がセットで4万8000円。安価でいいものを見つけられました。


その後、風呂ができたのは今年の5月です。
ユニットバスではなく、在来工法の風呂でタイルを張りました。
給湯器は石油です。
「お湯はりします」ってしゃべるやつです。


これも自分で設置したのですが、浴槽に給湯用の穴を開けるときが結構緊張しますね。ミスしたら水漏れしちゃいますから。IMG_7137.JPG
些細なことですがお湯が出たときは、ちょっと感動しました。


ちなみに風呂ができるまでは近くの実家に毎晩もらいに行っていました。
風呂なしアパートのような感じでしたが、これでいつでも好きな時に風呂に入れるようになりました。


かなり端折ってまとめてしまいましたが、ひとまず風呂小屋づくりは終了です。


写真上から
IMG_8642.JPG棟上げが終わり屋根を葺く。屋根は片流れです。
外壁は漆喰と下見板張りです。
風呂。腰下はタイル。上は漆喰です。
広い窓で明るいトイレです。


IMG_0593+1.jpg久しぶりに風呂小屋づくりの話です。
基礎をつくったところで終っているので、その続きです。


我が家の風呂小屋は、軸組み工法です。
柱と梁を構造体とした昔からある一般的な建築です。
ほかには壁を構造体とした2×4工法とか、ログハウスの丸太組み構法というのがあります。


軸組み工法は、まず、柱や丸太をそれぞれ接続するため加工をしなくてはなりません。
ホゾや継ぎ手というものです。
寸法を測って、墨付けをして、ノコギリやノミで木材を刻んでいくわけです。
これを正確にやらないと、建物は組み上がりません。
地味で、面倒な作業ですが、とても大変です。
ちょうど去年の今頃、せっせこ、せっせこやっていました。
(上:材木、下:ノミで刻む)
IMG_0962+1.jpg


この刻みが終わると、いよいよ柱や梁を組み上げる建前(棟上げ)ということになります。

コンクリートのベタ基礎の上にブロックを積んで基礎の立ち上がりとします。
土台1.JPG


遣り方で基礎の周囲を囲んだ板に、水糸を張って高さやコーナーの垂直を見ます(写真上)。
正確に行わなくてはいけない作業ですが、ズレました......。
高さは、きれいに水平が出たものの、コーナーの垂直がずれてしまいました。


仕方がないので、土台で垂直を取ることにします。
基礎の立ち上がりから少しずれて土台が乗ることになるわけです(写真中上)。
まあ、乗ればいいんですよ。乗れば。
ずれ.JPG


この小屋は風呂、トイレ、洗面所となるので、排水管を設置します。
これは浄化槽の補助金の期限の問題があったので、設備屋さんにお願いしました(写真中下)。


ちなみに、この日は2011年3月11日でした。


我が家は茨城県の中央部に位置しています。
昭和21年築の古家です。
決して立派な家ではありません。ボロいです。
部屋で飛び跳ねたら家が揺れます。
強風でも揺れます。
大人が力を入れて柱を押しても揺れます。
たぶん、横綱が張り手をしたら、倒れると思います。
家屋は束石の上に乗っているだけで、固定されていません。
設備.JPG


だから、絶対潰れると思いました。引っ越し早々......。
ところが瓦一枚落ちなかったんです。漆喰の壁にひびも入りませんでした。
周りの家は、塀が倒れ、瓦が落ち、壁が崩れ、という状況ですよ。


伝統工法の昔の家って強いんですね。
家屋が揺れに耐えようとするのではなくて、地面と一緒に揺れて力を逃がしてしまうような感じです。


話がそれましたが、基礎部分は写真のように出来あがりました(写真下)。
ブロックの上に土台を乗せたところです。
土台.JPG

ミキサー車がきました。
IMG_7831.JPG

風呂小屋の基礎に流すコンクリートの量は1.5㎥になります。
コンクリートはセメント、砂、砂利を1:3:4の割合で水と練ってつくります。
少量なら材料をホームセンターなどで購入し、自分で練った方が安上がりですが、この作業はかなり疲れます。
1.5㎥くらいになると、時間的なことを考えてもミキサー車を頼んだ方がお得です。


基礎とミキサー車の間を1輪車で何度も往復してコンクリートを運びました(写真上)。
IMG_7872.JPG
型枠にコンクリートを流し込んだら、トンボである程度平らにします。
しばらくすると、砂利や砂は重さで沈んでいき、表面に水が浮いてきます。
そしたらコテで慣らします。
慣らす→しばらく放置→水が浮く→慣らす、を繰り返しながら、表面を平らにしていきます。職人さんがやると、本当にきれいに平らになるのですが、私の場合は、まあ、そこそこに(写真下)。

数日後、コンクリートが完全に乾いたら、土台を乗せるためのブロックを積んでいきます。

上水道がきて、浄化槽が設置できたので、ようやくトイレ・風呂の制作に入ります。

約3坪の小屋をつくって、今ある母屋とつなげる計画です。
ちっぽけな小屋ですが、セルフビルドです。


水周り配管、電気配線、浴室や便器や水栓や給湯器の設置、建具の取り付けなど家づくりで考えなければならないことは、ここに集約されています。結構大変です。


でも、図面はありません。
柱や梁などの構造材については、手書きで落書きのようなものはかきましたが、あとはほとんど現場合わせです。そのためにあとでちょっと困ったことも出てきたりするのですが、まあ、何とかなるものです。
IMG_7735.jpg


そんなわけでまずは基礎をつくります。
水平垂直、高さをとるため、遣り方をします。
家づくりでもっとも大切な作業です。
この作業がいい加減だと、その上にまっすぐ建物が建ちません。
プロの建築・土建屋さんはレーザーレベルなどを使ってやりますが、DIYでは一般に水盛りという方法をとります。水面が常に水平に位置することを利用する方法です。材木屋を営む友人が手伝ってくれました(写真上)。


ユンボも持ってきてくれたので、大変助かります(写真中)。
遣り方ができたら、ユンボで地面を深さ30cmほど掘り、砕石を敷いて押し固め、コンクリートを流すための型枠を組みます(写真下)。

基礎はコンクリートのベタ基礎をつくり、その上にブロックを積んで立ち上げる方法をとります。 つづく。

1  2  3