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2011年2月アーカイブ

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 量水器が設置されて給水の問題が解決した。
 次は排水だ。
 我が家には水道が来ていなかったくらいだから、当然下水道も来ていない。
 合弁浄化槽を設置することになる(上の写真の箱だ)。
 これにまた結構な費用がかかるのだが 多くの自治体では補助金を出している。
 五人槽という一般的な浄化槽の場合、我が街では補助金で設置費のすべてが賄えてしまう。つまりタダ!


 ただし、ひとつ問題がある。
 年ごとに補助金の額が決められており、申し込みの件数がそれを上回ってしまうと、補助金が受けられないのである。
 ほとんどの場合、年度の始まる4月に申し込まないと、補助金を得るのは難しい。
 申し込んだのは8月(2009年)。案の定、締め切られていたのだが、そのときは12月に追加の補助金が出るということだったので、それを予約した。
 そして、幸いにその年度の補助金の権利を獲得。
 3月末までに浄化層を設置すれば補助金を出してもらえることになった。


 しかし、このとき、実はまだ先に記した農地転用の問題が片付いておらず、そのため給水の工事も進まず、その状況で浄化槽を設置するわけにもいかなかった。
 農地転用がクリアできたのは、翌年の6月(2010年)だ。
 結局、このとき得た補助金の権利はそのまま流れてしまったのだが、4月に再申請をしておいた。


 ところがですね、間もなく今年度も終わりそうですよね。
 まだ、補助金を得るために必要な工事がすべて終わっていないんですよ。
 というのも、なんだかんだで先の水道の問題が片付いたのが、今年の1月(2011年)で浄化槽の工事はそれから始めたわけで、その上、トイレや浴室といった水回りを自分でつくっているものだから、到底間に合いそうにない......。
 もし、ここで流れてしまったら、もう再申請できないんですって......。
 50万円の自己負担はちょっとイタイ......。


浄化槽の問題、つづく


 水道01.jpg水道を引いてもらえることになった(当然だが)。


 不動産屋の示した案は以下のようなもの。
 必ずしも完璧ではないが、問題なかろうということで受け入れた。
 素直に水道を引いくとこのようになる。→
 A区間のアスファルトを掘り返すため、かなりの費用がかかる。


 水道02.jpg今回、受け入れた案はこれ。→
 B区間は市道下にあるが、一応隣家の水道管だ。そこから分岐させてもらう。
 役所で水圧が十分なことを確認し、隣家の了解を得た公的な書類を役所に提出した。
 隣家の敷地を拝借する必要もない。
 そして、不動産屋にとってはアスファルトを掘り返す必要がないため、費用を抑えられるわけだ。
 

 まあ、いいでしょう。


 IMG_7760.JPGそんなわけで量水器がつきました。→

 厚生労働省の資料による平成20年度の全国の水道普及率は97.5%である。
 都道府県別にみると、東京、大阪、沖縄が100%で、熊本の85.9%というのが最も低い。
 我が古家のある茨城県はというと92.0%。これは全国で43番目という低さである。
 そして、その茨城県の水道の通っていない8%に我が家があるのである。
 ほんの数十m先までは管が来ているというのに。


 不動産屋は当初、「全額負担で井戸を掘ります」と言った。
 まあ、それでもいいか、と思った。
 水道代もかからない。
 仮に水道を新たに引くとすると、水道使用の加入金というのがかかる。
 我が街では、一般的な家庭で使用する口径13mmの菅で12万6000円、20mmの菅で18万9000円もするのだ。


 井戸でいいじゃん。全額負担で掘ってくれるんだし(30~50万円くらいかかる。ポンプが必要だからさらに10万円だ)。


 しかし、ツレが反対した。
 万が一、井戸が枯れたり、汚染されたりしたら、困るというわけだ。
 エコキュートも井戸では推奨されないらしい(我が家に付く予定はないが)。


 そもそも重要事項説明書にあるのは水道で、物件の料金もそれを加味したものなのだから、話が違ってくる、というのもある。


 確かにそうだ。


 と、いうわけで、話が長くなるので、つづく。

s-IMG_2297.jpg↑ 話には関係ないけれど、写真がないと少し寂しいので、古家の内部を公開。
 チョウナで粗く削られた、ほとんど丸太のままの梁。

 
 さて、水道の問題。
 これは明らかな不動産屋のミスだ。
 私としては頑として水道を引いてもらえばいいことだ。
 どんなに遠くからでも引いてくれと言ったらいい。
 が、それにはちょっと大変費用がかかるので、そんなにすんなりとは事が進まない。
 不動産屋としては、ミスは認めつつもなるべく負担を軽く納めたいのが実情である。


 宅建協会で相談してみた。
「そりゃあ、水道を引いてもらえばいいが、うまくいかなくて裁判にでもなったら、お互いが損をするだけだ。また、すべての売買契約が済んだあとで、それを元に戻すというのも、過去の事例から考えて一般的ではないね。この問題に費やす時間と費用を考えたら、妥協できるところを考えて話合うのが得策だ。」
 そんな回答だった。


 つまり、こちらに非はなくても時間と費用を考えたら、一歩引かないとスマートな解決は望めないというわけだ。
 まあ、不動産屋さんも、悪い人ではないんですよ。
 今回の件についても、役所の話が間違っていたということを考えれば、ある意味で被害者だし。
 うまい解決策を探しましょ。
 つづく。

 水道管が来ていないことは、不動産屋にとっても寝耳に水だったようだ。
 街の水道管の配置は、市町村の水道課に問い合わせれば分かる。
 不動産屋としても、そこで水道管がきているという確認をとっていたという。


 嘘ではないと思う。
 水道が来ていないことはすぐに分かることだし、そうなれば不動産屋にかかる社会的、 経済的問題は大きくなるだけだ。
 ただ、その確認をとったという書面上の証拠はないので、不動産屋が水道課に異議申し立てをしても、言った、言わない、を論じ合うばかりでどうしようもない。


 水道はもっとも重要な生活インフラだ。
 水道が引けなければ、物件の価値は下がるし、また、購入しなかったかもしれない。

 さて、どうしよう。
 水道の問題はつづく。

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